たわごと, ブログ

8年

東日本大震災から今日で8年。

津波について これまでも 何人かの 業界人たちと 話し合った。

もしも
相当な沖合ではなく 沿岸域で ダイビング中に 大地震 そして津波が来る
という場面に遭遇したならば

ボートダイビング中ならどうするべきか。

南海地震の場合 津波到達までの時間は早ければ 3分と聞く。

何人ものダイバー  グループと水中にいるとして
3分で 全ダイバーを船上にあげるのは 多分無理。(安全停止はそんな時はしないで良いだろうが それでも3分全員はほぼ無理。)

津波前の 流れがないとしても 上がってる途中に 3分で 津波は到達、

とすると

地震発生した直後に

船は 沖合にダッシュで 避難し

津波が おさまったあと

あとで 浮いているダイバーを水面で拾い上げる

とするのが 最も 生存率が高いのではないか。

そんな話もしました。

船長は 船員 乗客の生命を守る義務がある、
だから 全員 船上に引き上げるまでは その場で待って最大限努力すべき 船もろとも たとえ 船が沈もうがひっくり返ろうが 最後まで救助すべき という 考えを もちろん否定はしないけれど

船がひっくり返ったら その後 何ができるんだろうか。

例えば ダイバーが慌てて浮上しても 自船は沖にもう行ってしまっていた場合、

または 船に乗り込もうとして 船がひっくり返った場合。

いずれもその直後
津波到達し  岸に押されるて 上陸できるのか?

できないとして ダイバーが 沖合に流されたとして。

水面待機していても
自船がひっくり返って 自船の回収の見込みがない
という状況がいいのか
自船がその後回収に来てくれるという望みが高い方がいいのか。

後者が良いのではないか と思った。

水中にいるダイバーは 津波予測した時に どうすべきか。
水中にいるべきか 水面にいるべきか。

正解はわからない。
だけど 水面に行く方がいい気がする。
様々なものがぶつかってきても 水面でレギをくわえておくのと
水中でレギをくわえておくのと
どっちがいいか。

前者かなと。

きっと流れが発生する。

水中の強い流れが ほぼコントロール不能。

水中でも水面でも
できればグループは固まっておくようにした方が 力を合わせられるし その後発見される可能性も高いと思う。
水面に出れば ウエイトベルトからウエイトを外して ベルト同士をBCとバディと自分を繋げておくとか 。

ドライスーツの排気バルブはロックして ドライ内に空気入れて 保温につとめ救助を待つ。(岸が近ければ泳げることもあるかもですが。)

そんなことをあれこれ考えました。

やり方方法は 五万とあるので 一概には言えません。

業界として こうすれば良い などの指針もない。

でも

少なくとも普段着を着て 沿岸から流されてしまう人と レギュレターがあって タンクがあって BCがあって 水中での保温スーツがあるダイバーとを比べると ダイバーの方が 生存率  安全性は高いのではないかと 思う。

BCやドライスーツで浮力があれば 浮力のない 方への救助する側に回ることも できるかもしれない。

 

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